たのしくおんがく。

音楽のレッスン話などを綴っています。

卑屈になるな

先日は久しぶりに人前で演奏をさせていただきました。

 

オンライン飲み会でもちょっとした曲は披露させていただいていましたが、やはりナマでの演奏というものは違った緊張感があります。

 

自分としては、「まだまだかな」と思ったところもあれど、お客さんが感動してくれたのは、とても嬉しいことでした。

当たり前に感じていたことが、ある日突然出来なくなり、徐々に再開できていることの喜びを実感しました。

 

 

のちにスペインの師匠と電話して、「久しぶりの生演奏だったよ」と報告すると、「よかった。それは良かった。スペインでも少しずつ前に進み始めているよ」と喜んでくれました。

私「でも、ミスタッチをしたところがあったよ」

師「そんなことは関係ない。お前の言いたいことが伝わればいい」

私「まだギター持って3年過ぎたばっかだからわかんない」

師「でもお前には蓄積が沢山あるはずだ。もっと自分に自信を持て。日本のプロフェソールだって、お前の成長を理解してくれているんだろう?」

私「言われるけど…ホントに私上手くなってるのかなぁ?」

師「大切なことを教えてやる。お前のプロフェソール達と、俺の言うことは本当だ。お前が沢山の人に聞かれると、いろんなことを言われる、それは当たり前のことだ。だが殆どは雑音だ。

悪いことを言う奴もいる、だがそれが何だ。

いいか、卑屈になるな。そしたら終わりだ。

もし、辛くて仕方なくなったら、俺のところに飛んでこい。俺はお前を10年以上見てきて、お前に才能があることはよく知ってるぞ。

また一緒に音楽しよう」

 

もう少し自信持って歩いて行こうと思いました。